ファスティング

ファスティングとは

疲れた消化器官を休ませ、体の中を大掃除すること。
避けて通ることのできない食品添加物や保存料・残留農薬などの有害物質を摂ってしまう現代人の消化器官は疲れきっています。
「ファスティング」とは単に食事を摂らないことで摂取カロリーを抑え、痩せるだけを目的としたものではなく、疲れた消化器官を休ませ、腸内環境を整え、限られた体内酵素を消化で使わず、代謝(入れ替え・再生・解毒・排泄)として使うので、体内機能が活発化し、汚れた細胞をリセットすることを目的とした健康と美容のメソッドです。

ファスティングのメリット

  • 体脂肪の減少
  • 溜まった毒素の排出
  • 腸がきれいになる
  • 免疫力がアップ
  • 肌がきれいになる
  • 慢性便秘の改善
  • 食生活の改善
  • 血液をサラサラに
  • ストレスの軽減
  • 寝つきがよくなり、睡眠不足も解消
  • 疲労感が取れてスッキリ
  • 味覚が正常になり、食事がおいしくなる
  • 頭痛、肩凝り、腰痛の軽減
  • 冷え性の改善

消化酵素・代謝酵素について

酵素の種類

体内酵素

・食物の消化のために働く酵素消化酵素
・生命活動のために働く酵素
・美容に必要な酵素
代謝酵素

体内酵素

・食物の消化のために働く酵素食物酵素
・腸内の発酵活動のための酵素腸内細菌の酵素

酵素の特徴

  • 一生で生産できる総量は決まっており、40歳過ぎると激減する。
  • 人間の体内に存在する酵素は20,000種類。
  • 一つの酵素は一つの働きしかできない
  • 熱に弱い

OKフード、NGフードについて

ァスティング中には積極的に摂取したい「OKフード」と
控えたい「NGフード」があり、気をつけることで結果に違いが出ます。

○ OKフード

消耗される酵素はOKフードでしっかりと補充しましょう。
ここでは積極的に補充したい酵素たっぷりの食品や酵素の消費・
負担を軽くするOKフードをいくつかご紹介します。

酵素の豊富な
生野菜・生果物

酵素は熱に弱く48度以上で死滅するともいわれています。消化を助け、消化酵素の減少を防いでくれます。

酵素の豊富な
発酵食品

乳酸菌などの善玉菌が豊富。腸内環境を整えながら免疫力を高め、病気を予防することに有効な食品です。

雑穀・そば・
低GI食品

雑穀米には抗酸化作用があります。またそばなどの低GI食品は血糖値の上昇がゆるやかなのでインスリンの分泌が抑えられます。

短鎖脂肪酸

腸内環境を整えたり、抗炎症作用などに有効です。腸内細菌のエネルギーになります。ヌルヌル、ネバネバの水溶性食物繊維を積極的に摂りましょう。

オメガ3
(亜麻仁油など)

体で作れない油なので意識して摂る必要がある油です。酸化しやすい油なので「生」で使うのがポイントです。アレルギー体質・便秘の方には積極的に摂って欲しい油です。

× NGフード

酵素を大量に消費してしまうNGフード。
うっかり食べてしまったらキレイになる目標も苦労も台無し。
ここでは代表的なNGフードをご紹介します。

白砂糖

消化不良を起こし、悪玉菌のエサになり、酵素の無駄使いをします。体が冷えたり、中毒性があります。

食品添加物・保存料

白砂糖と同様。無添加を選びましょう。

肉(動物性たんぱく質)

摂りすぎると「消化不良の原因」になります。消化酵素をたくさん使います。

白米・白いパン・
うどん・高GI食品

血糖値を急激に上昇・下降させ、老化や病気のリスクが高くなります。

過酸化脂肪質・
トランス脂肪酸

健康に被害が出る油です。摂らないでください。(ショートニング・マーガリンなど)

生の植物の種

酵素抑制物質を含んでいます。摂る時は「浸水」「ロースト」「発酵」させてから摂りましょう。


ファスティング注意点

ファスティングに向かない方

  • 持病があり、薬を服用している方
  • 風邪を引いていたり病気治療中、体調不良の方
  • 心臓や胃といった内臓に障害がある方
  • 過去に脳卒中や脳梗塞、心筋梗塞を起こした経験がある方
  • 発育段階の中学生以下の方
  • 高齢で基礎体力のない方
  • 極端に痩せている方(体重が、女性で35kg以下、男性で40kg以下)

健康な方でも体質的に向かない方や、その日の体調でファスティングができない場合があります。

心配な方は、医師に相談の上で行うようにしてください。

食物アレルギーのある方は、事前に医師に相談してから行うようにしてください。

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